演技とは日常生活がどのくらい刺激のある生活かによって変わってきます。
今回は演技が上達しない人についてお話し致します。
お芝居は今目の前にある相手との対話で成り立っていく事が多いです。
その対話の中から読み取って動けない人は演技が上達しない人です。
こういう人は自分の演技と相手の演技を頭の中で考えて、決めちゃっている人が多いのではないでしょうか?
演技の練習方法で妄想すると言う事を何度も申し上げていますがこれは考え方としては
そのキャラについて色々と妄想すると言う意味になります。
台本があり、セリフの中からその人物について色々と妄想します。
どんな過去があってどんな人物だったらこんなセリフを言うのか?
これを上達しない人の考え方的には先にセリフのイメージを全て決めてしまっているパターンです。
A:おはよう
B:おはよう
これだけのセリフがあたっとして
Aが泣きながらおはようと言うセリフを言った場合、Bは普通におはようとは言えませんよね?心配そうにおはようとなりますよね?
演技が上達しない人はこのBのセリフも普通に言ってしまう人です。
頭だけで考えても演技は何も上達しません。
なのでそういった方はセリフ関係なしの演技を学ぶ事を優先してレッスンを受ける方が上達してきます。