模倣が演技の上達のきっかけ

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滑舌や発声は練習をすればするほど身につきますが演技はそうもいきません。

今自分自身が初心者だと言う自覚がある人にオススメの練習方法ですが諸刃の剣にもなってしまうのでその部分を理解したうえで試して見て下さい。

例えばセリフ一つとっても演じる人や演じるキャラクターが違うと何千や何万通りと変わります。
プロの声優やプロの俳優であればどんな役のオファーが来たとしても、演じ分けは可能でしょう。これは勿論微妙な違いであっても問題なく演じれると思います。

ただ、初心者の方にとって演じ分けると言うのは難易度が高く、演技に関しても幅はまだ小さいと思います。
同時期なAと言う役とBと言う役の課題があったとして、

  • 普段から活発なAと普段から大人しいB

であれば演じ分けるのもそこまで難しくないと思いますが、これが

  • 普段から活発なAと普段から活発だけど昔は大人しかったB

と言う課題だった場合どう違いを出してよいのか難しいですよね

こういった微妙な使い分けがまだわからない人、きっかけがつかめない人、そんな方にオススメの上達方法なのが模倣をしてみることです。

上手い声優さんがこういった微妙な役の使い分けをしている場合、それを同じように演技をしてみるのです。

但し、注意事項としては

  • 演技のみ模倣する
  • 声まで真似はしてはいけない
  • クセのある声優は選ばない

この3点のみに注意してください。
まだ演技が発展途上の方は上手い演技に引っ張られてしまいます。
その上手い演技に引っ張られたまま戻ってこれない事もあるので、最低でも自分自身の演技と言うのがある程度確立している方にオススメの方法です。

私も過去演技の課題で渡部篤郎さんが演じている役をした事があったんですが、あの方は非常にクセのあるお芝居をしているので演技を模倣するつもりでしたがあの方のクセもそもまま真似してしまい、自分自身のお芝居が出来なくなってしまった記憶があります。

なので、模倣する場合は自分の演技を失いかねないのである程度の覚悟が必要です。