現場で使いたい声優になる為の練習

アフレコ現場ではスタジオの時間も関係しているのでミスの少ない声優の方が嬉しいですよね。

もしもあなたが声優を使う立場の監督であった場合、どんな声優だったら使いたいと感じますか?
挨拶や気遣いなどは勿論ありますが、今回は演技についてお話したいと思います。

滑舌を良くする

まず、最低でもミスはない、もしくは少ない声優を使いたいですよね。
逆にミスが多いと噂の声優は正直キャスティング時には使いたくないと言う意見が多くでるでしょう。

なので今現在滑舌に自信がない人は徹底的に鍛えておきましょう。
滑舌をよくする方法・鍛え方の記事の中で滑舌に関する色々な事を紹介しています。

演技の幅をつける

後はやはり、演技に幅がある人もそうですね。
監督の中のその役のイメージと自分が演じるその役のイメージに少しでも差があるとどうしても納得のいかない演技になる場合も沢山あります。

なので、自分の中でこの役はこんな風にセリフを言うと決め付けず、色々なパターンを用意するのは必須です。
そのキャラについては設定やセリフは同じですが演技が違うと言う事なので私が過去にやっていたことと言えば

  • 演技の強弱をつける
  • 少しだけ感情を変化させる
  • 模倣する

の3点でしょうか。

演技の強弱をつける

今時分のやった演技をそのまま少し強くしたり弱くしたりするのです。
これは表現力と言ったほうがわかりやすいかもしれませんね。

少しだけ感情を変化させる

これの場合は例えば、「おはよう」と言うセリフであった場合は

  • 気分が良い+眠たい
  • 気分が良い+嬉しい
  • 気分が良い+楽しい

と言う感じでメインの感情に少し色をつけていくような感じですね。

模倣する

最後の模倣に関しては前回お話しました模倣が演技の上達のきっかけを見て頂ければわかりやすいですが、諸刃の剣であるのですが確実に演技の幅を広げる事が可能です。

以上のように事前にセリフがわかっている場合でもそうでない場合でも、自分自身の中に引き出しを持っていると現場での急な対応が出来る声優になれるでしょう。